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2011年5月13日 (金)

J-WAVE LIVE SPRING~Heart to Heart~@Shibuya O-East


J-WAVE(81.3FM)のチャリティ・ライヴ・イベント
[LIVE ACT] 高橋 優、さかいゆう、中田裕二、BONNIE PINK (出演順)
[MC] DJ TARO&レイチェル・チャン(J-WAVEナビゲーター)


このイベント、応募して当たった人が行ける招待制だったんですよ。
私ったらその告知を見たときに、ついうっかりライブが4/28(木)正午からだと思い込んだのね。
木曜日は仕事がどうしても休めない日だし、‘正午からってなんだよぉ’って腹を立てて応募しなかった記憶がはっきりとあるんです。
なのに前日に友達から「当選したけど一人だからよかったら一緒にどう?」って誘われて、HPを確認してびっくりした。
木曜日正午の日付は締切日じゃん!!(笑)

まあそんなうっかりさんの私ですが、解散後の中田裕二の初舞台となるこのイベントを観る事ができて本当によかったなぁって思う。
誘ってくれた友達に感謝だね。
中田裕二の歌声は、解散してもやっぱり中田裕二でした(ρ_;)

椿屋の解散を、私の中ではちゃんと納得して消化できていたはずなんだよ。
だけどいまだに最後のFC会報も読めていないし、発売されたDVDもアルバムも本も、買ったままの未開封の状態で置かれている。
直後に過去の楽曲全部を聴きながら、一日中泣いた。
その後には、椿屋の曲はなんだか全く聴けなくなってしまった。
このライブの前も、中田裕二として配信された『ひかりのまち』の1曲のみをずっとリピートしていた。
自分の中で納得はしているけれど過去のものにはなっていなくて、まだまだ椿屋四重奏を振り返りたくはないのだ。

てっきりピアノと中田くんのふたりの演奏かと思っていたら、セットチェンジで良ちんの姿がみえて動揺する。
てっしーもいて、貴樹がいないだけの椿屋。
ライブ前に友達と話していたんだよね、「バンドバージョンだったら辛い」って。
私ももちろんそうだけど、貴樹ファンの彼女はきっとそれ以上だ。

中田くんの出番になって、上がるキャーの黄色い歓声。
「新人だから全部新曲です」って、はにかみながら小さな声で言ったその言葉に胸が痛む。
そして彼らしいな、とも思う。
なのに1曲目の歌声で、もう完全に魅せられた。
てっしーのジャズ調のギターに乗った中田裕二の第一声にゾクッとする。
もともと細いのに、さらに痩せたように見える彼の体のどこにそんなパワーがあるのだろう。
そう思ってしまうほどに、これまで以上に力強いオーラを纏っていた。
赤色の艶はそのままに、やわらかく包み込むような光さえも感じる。
中田裕二は、ステージの上では誰よりも大きく見える。
やっぱりこの歌声が好きだ!!

被災地に行って歌った時の話をした。
「ずっと歌っている自分に自信がなかったんだけれど、初めて歌っていてよかったと思った」と言った。
「俺には歌うことしかできないんだ」って、とても静かにそして穏やかに言った。
思わず聞き流してしまいそうな声だったのだけれど、私は中田裕二としてのスタートの決意だと思った。
仙台の話、居ても立ってもいられずに曲を作ってラジオ局に送った話。
相変わらずMCはうまくなくて、しどろもどろだったりするのだけれど、そんなところも含めて今日の全部を嬉しく思った。
「次にその収益金を寄付することにして配信された曲を演ればいいんだけど、なんだか前後しちゃっているけど」って苦笑しながら「明るい曲です。リバースのカード」と紹介された。
この曲も、最後に歌われた『ひかりのまち』も、のびやかに響く声だった。
終わったあとに友達が「椿屋のラストの方は辛そうだったのだけれど、前よりずっと自由で楽しそうに歌っていてよかった」と言った。
本当にその通りだったんだ。
彼の伝えたい思いがまっすぐに伝わってくる歌だったんだよ。
何だか泣きそうになって、‘ああ、私もこうやって一歩一歩前に進んでいくんだな’って、思いながらに聴いた。

アコースティックとはいえ、バンドスタイルなのに椿屋四重奏ではない中田裕二。
やっぱりメンバーが一緒だから、鳴っているほとんどが椿屋の音なんだよ。
今日に椿屋の曲を演奏されたなら、まだまだ受け入れられなかったのかもしれない。
だけどこうやって少しづつ、振り返れる日がくるような気がする。
中田裕二の歌う椿屋四重奏の曲を聴いたら、たぶん号泣するんだろうけどね(苦笑)
でも大丈夫、いつかきっと。
もっともっと中田裕二の歌が聴きたいと心から思ったんだ。
どこか気が乗らずにいたコンポジツアーが、ものすごく楽しみになった。
‘今日が私にとっても新しいスタートだった’と思えるイベントだった気がする。

<セットリスト>
1.エンドレス
2.リバースのカード
3.ひかりのまち

たった3曲だったのに、終わった後の余韻がハンパない。
しばらく呆然としていた。
全員が歌い終わったあとに、出演者がステージに再び上がってコメントを言う。
さかいゆうさん、高橋優さん、中田裕二の全員が『ユウ』がつくという話で盛り上がる。
ついでにDJ TAROさんの本名は『中田』というらしい(笑)。
「いつも移動中に聴いているTAROさんの声を生で聴けて嬉しかった」とか、すっかり素になってはしゃいで話す中田くんの姿を、前にいたBONNIE PINKのファンであろうお姉さま方が「なんだかこどもみたいね」って、くすっと笑いながら言っていた。
さっきまでの歌っていたときのオーラはどこに行ったのだろう?
でもお姉さま方の言葉は、もちろん愛情たっぷりのよい意味なのだ。
‘このギャップがきっと母性本能をくすぐるんだろうなぁ’なんて、ニヤニヤしながら眺めていた(* ̄ー ̄*)

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